こんにちは。conoha開発担当の立花です。
鏡の中の自分をふと見つめたとき、
「少し印象が変わってきたかもしれない」と感じる瞬間はありませんか。
それは「何歳になったか」という数字だけではなく、睡眠のリズムや紫外線との付き合い方、食事、仕事や家事の忙しさなど、いくつもの要素が少しずつ重なって表れているのだと思います。
今日は、その中でも植物由来成分のひとつである「エラグ酸」にふれながら、
年齢を重ねる自分とどう付き合っていくか、
肌印象を含めた「全体の雰囲気」をやわらかく見つめ直すための考え方を、
できるだけやさしい言葉でまとめてみたいと思います。
肌印象を左右するのは「年齢」だけではない
肌の印象は、年齢だけで決まるものではありません。
・紫外線をどれくらい浴びているか
・空気の乾燥や冷えにどう向き合っているか
・食事のバランスや睡眠の質
・ストレスやホルモンバランスのゆらぎ
こうした要素が少しずつ積み重なり、
うるおい感やツヤの「見え方」に影響すると考えられています。
その背景には、「酸化」や「糖化」と呼ばれる反応があります。
どちらも、からだの中で自然に起こる化学反応の一種で、
生きている限りゼロにはならない、ごく当たり前の動きです。
ただ、生活リズムの乱れや過度のストレスなど、
いくつかの条件が重なると、このバランスが崩れやすくなり、
人によっては、肌のコンディションのゆらぎとして意識されることもあると報告されています。
※ 体調や肌の状態には、睡眠、紫外線、食事、ホルモンバランス、ストレス、年齢、生活リズムなど、いくつもの要因が重なって影響します。一つの成分だけで、状態が一方向に決まることはありません。
エラグ酸に見る、自然と科学のあいだ
こうした「内側のバランス」を考える中で、
研究テーマの一つとして取り上げられてきたのが、エラグ酸という成分です。
エラグ酸はポリフェノールと呼ばれる成分グループの一つで、
ザクロやベリー類、ナッツなど、いくつかの植物に含まれています。
ポリフェノールは、植物の色や渋みなどに関わる成分グループで、
光や乾燥などの刺激への応答と関係していると考えられています。
エラグ酸そのものについては、
・どのような構造を持っているか
・植物の中でどのような形で存在しているか
・他の成分とどのように関わりうるか
といった点を整理した総説論文がいくつも発表されています。
細胞実験や動物実験、一部のヒト試験など、
さまざまなレベルのデータが少しずつ積み上げられている途中の段階です。
私自身、エラグ酸の論文を読むときは、
「自然の中で育った成分を、科学のことばで少しずつ整理しているんだな」と感じます。
難しい話に聞こえますが、要するに「自然にあるものを、仕組みとして説明しているだけ」です。
エラグ酸は、何かを一気に変えてしまう特別な成分ではありません。
ザクロやベリーなどにふくまれる、たくさんの成分のうちの一つです。
そのくらいの位置づけでとらえると、「取り入れてもいいけれど、頼りすぎない」という、
ほどよい距離感を持ちやすくなると思います。
「外から」だけに頼らない、内側からの土台づくり
スキンケアというと、「外から与えるケア」に意識が向きがちです。
化粧水やクリームでうるおいを守ることも、大切な選択肢の一つです。
一方で、からだの内側のバランスをととのえていくことも、
日々のコンディションを支える土台づくりとして、少しずつ意識しておきたいところです。
たとえば、こんな小さな工夫があります。
・夜更かしが続いた日は、意識して早めに休む日をつくる
・一日のどこかで、スマホから少し離れて深呼吸する時間をつくる
・果物やお茶など、植物由来のものを少しずつ食卓に取り入れてみる
ザクロやベリー類にふくまれるポリフェノールやエラグ酸も、こうした「植物と付き合う時間」の中で自然にふれていく成分の一つです。
サプリメントや食品を通じて植物由来成分を取り入れるときも、
「これさえあれば大丈夫」という考え方ではなく、
・睡眠
・食事
・ストレスケア
・軽い運動
など、いくつかの要素の一つとして位置づけておくと、
自分を追い込みすぎずに続けやすくなります。
自分なりのペースでできる範囲を積み重ねていくことは、
結果として、肌印象をふくめた「全体の雰囲気」を、
自分自身が前向きに受け止めやすくする一つの助けになることもあります。
おわりに──年齢を重ねる自分を、やわらかく見守る
年齢を重ねていくことは、
若い頃の状態に戻すことではなく、
今の自分に合った心地よさを探していくプロセスのように思います。
今日は、エラグ酸という成分を入り口に、
「肌印象」と「内側のバランス」について触れてきましたが、
大切なのは、特定の成分だけに答えを求めないことだと感じています。
・疲れた日は、無理せず休む
・がんばりすぎた日は、自分を少しねぎらう
・ときどき、植物や自然に目を向ける時間をつくる
そんなささやかな積み重ねが、
鏡の前に立ったときの「自分へのまなざし」を、
少しずつやわらかくしてくれるのかもしれません。
エラグ酸という自然由来の成分について知ることが、
「年齢を重ねる自分を、前より少しやさしく見守ってみよう」と感じるための、
小さなヒントの一つになっていたらうれしく思います。
立花
本記事で特に参照した文献・情報源
Okuda T, Ito H. Tannins of Constant Structure in Medicinal and Food Plants—Hydrolyzable Tannins and Polyphenols Related to Tannins. Molecules. 2011;16(3):2191–2217.
より詳しい参考文献・情報源については、
conoha公式サイト内の「エラグ酸・ポリフェノール参考文献一覧」ページもあわせてご覧ください。
※ ここでご紹介した内容は、特定の効果をお約束するものではありません。
強い疲労や不調が長く続く場合は、自己判断を避け、医療機関に相談することも大切です。ありません。
※エラグ酸は食品成分であり、効果には個人差があります。
